ふくしま30年プロジェクトでは、2017年以降、定期的に勉強会を開催してきました。 そのなかで清水奈名子准教授(宇都宮大学国際学部)からは、 戦争被害研究の教訓として以下の指摘がありました。
被害者の声は記録に残りにくいこと。 結果として記録が無いのでそのような被害はなかったとされること。 そして、それが福島第一原発事故との共通点であり、人びとの声を記録にまとめることが重要であること。 ここでは清水准教授からの提言を受けて、福島に住む人びとの記憶・経験を記録に残すことで、 市民による原発事故風化を防ぐための記録・継承の活動のきっかけにしたいと思います。
聞きて:ふくしま30年プロジェクト